レイカ バランスウォッシャー CLの巻

レイカ バランスウォッシャーCL。世の中のオーディオ愛好家にどれほど知られているのかは知りませんが、なかちゃんの最もお気に入りのCDクリーナーです。

バランスウォッシャーCLは
A液とB液の2液式となっている。
右側は別売のCDふき取りクロス、ビスコCL

今回はなかちゃんの愛聴盤よりリンダロンシュタットのFOR SENTIMENTAL REASONSをテストに使用する事にした。

まずはそのまま1曲目のWhen You Wish Upon a Starを聴いてみる。
いつも通りである。リンダロンシュタットの甘く切ない歌声が響いてくる。

次に、バランスウォッシャーCLのA液を
数滴垂らして専用クロスのビスコCLで
拭き取る。(右の画像の量はちょっと多い)
A液を拭き取ったら、今度はB液で同じ様にする。この時ビスコCLはA液で使用したものとは別のものを使う。
A液用、B液用を用意するわけだ。
最後にまた新しいクロス(3枚目)を使い綺麗にディスクに残った液を拭き取ってしまう。
要はクロスを3枚使うわけだ。
しかし、それぞれのクロスは汚れて使えなくなるまで使用しても大丈夫。
でなければもったいなくてやってられない。

拭き取り後。
画像ではわからないのだが、ディスクの光沢に
濁りがなくなった。

バランスウォッシャーCLの説明書き。

では、再び1曲目のWhen You Wish Upon a Starを聴いてみよう。

・・・おおっ、クリーニング前の音でも特に悪いとは思わなかったが、これは全然違う。
ベールが何枚も剥がれた様なクリアーで透明度の高い音場空間が展開する。
細かい表情がさっきよりも格段に聴き取り易くなっている。
また、空間感が増した事により、音像の立体感が増し、リンダロンシュタットが目の前に立っているようだ。音の通りも良い。
また、変な癖が付かず、質感の素直さが失われていない。

今まで幾つかのCDクリーナーを使って、まあまあよくなるものあったが音が変に明るくなったり、何処かに強調感が付いたりして積極的に使おうとは思わなかったが、このバランスウォッシャーCLを使うともう手放せない。
単純に質感が向上した印象で副作用が一切感じられない。
また、コンパクトディスクにはまだこんなに情報が入っているのかという事を実感させられる、
そんなクリーナーだった。

クリーナーひとつでこんなに音が良くなっていいのか!

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